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2026 / 05 / 23
10:02

『学びはどこで醸されるのか』イベントのご案内

『学びはどこで醸されるのか』イベントのご案内

学びはどこで醸されるのか

— 生酛と麦酒と、学飲の時間

2026年6月9日(火)、CURRY & BEER 山椒魚の1周年企画として、二人の醸造家をお招きし、工場見学・対談・懇親会を行います。

ゲストは、広島・西条で新たな酒造りに取り組む杜氏・石川達也さん。
そして、島根県江津市で石見麦酒を醸す醸造家・山口厳雄さん。

お二人は、ともに広島学院の卒業生です。

同じ学舎を出た二人が、日本酒とビールという異なる分野へ進み、それぞれの現場で何を学び、何を育て、何を次の世代へ手渡そうとしているのか。

今回のテーマは、「学びはどこで醸されるのか」

学校での学び。
現場での学び。
酒造りやビール造りの中にある学び。
そして、その学びが人や関係を育て、地域をどのように育てていくのか。

ただお酒を飲むだけの会ではありません。
ただ話を聞くだけの勉強会でもありません。

飲みながら、食べながら、話を聞き、考える。
そんな「学飲」の時間をつくりたいと思っています。


なぜ、この会を開くのか

山椒魚の島根店は、2025年に江津市波子町で始まりました。

カレーとビールの店として始めた場所ですが、営業を続ける中で、少しずつ思うようになりました。

ここは、ただ食事をする場所だけでなくてもいいのではないか。
人が集まり、話し、学び、何かが少しずつ始まる場所にもなれるのではないか。

今回の企画は、もともとは山椒魚の1周年イベントとして半年前に考えていたものです。
ゲストの都合や準備のタイミングが重なり、少し時間を経て、2026年6月9日に開催することになりました。

少し遅れてやってきた1周年企画です。

けれど、今となっては、この時間を経たことにも意味があるように感じています。

山椒魚という場所が、これからどういう場所になっていくのか。
カレーとビールの店でありながら、どんな人が集まり、どんな話が生まれ、どんな学びが育っていくのか。

その最初の一つとして、この会を開きます。


二人の醸造家

石川達也さんは、広島・西条に生まれ、竹鶴酒造、月の井酒造店などで杜氏を務めてこられた方です。

伝統的な酒造り、とりわけ生酛造りの担い手として知られ、NHK連続テレビ小説『マッサン』『らんまん』、映画『恋のしずく』では酒造シーンの監修にも携わっています。

そして今、石川さんは西条で新たな酒造りに取り組もうとされています。

そこには、単に新しい酒蔵を始めるというだけではなく、かつて西条にあった「西條酒造学校」を現代に再興するという大きなテーマがあります。

かつて酒造りの技術は、南部杜氏や能登杜氏をはじめとする杜氏集団の中で、経験や秘伝として受け継がれてきました。
そこに、安芸津の三浦仙三郎が独自の試行錯誤を重ね、酒造りの技術を『改醸法実践録』としてまとめ、広く伝えました。

酒造りの知が、閉じた秘伝から、開かれた学びへと移っていく。
西条に酒造学校が置かれた背景には、そうした大きな流れがあったのだと思います。

石川さんがこれから取り組もうとしている酒造りは、その歴史を受け継ぎながら、生酛造りを中心とした日本酒づくりの後継者を育てる試みでもあります。

一方、山口厳雄さんは、信州大学大学院で農芸化学を学び、味噌醸造メーカーで麹・味噌・醤油など発酵に関わる実務を経験した後、島根県江津市で石見麦酒を立ち上げました。

石見麦酒では、大きな設備に頼らず、小規模・小ロットで多様なビール造りを可能にする独自の「石見式醸造法」を考案。
その考え方は、著書『石見式スモールビジネス論』にもまとめられています。

石見式醸造法は、単なるビールづくりの技術ではありません。
地方で小さく事業を始め、続けていくための方法論でもあります。

大きく始めるのではなく、小さく始める。
中央ではなく、地域で始める。
大きな資本や設備に頼るのではなく、知恵と工夫で続けていく。

山口さんの実践にもまた、醸造の知を地域に開いていく姿勢があります。

石川さんは、西条で酒造りの知を次世代へ継承する学びの場をつくろうとしている。
山口さんは、江津で醸造とスモールビジネスを地域に開く実践の場をつくってきた。

この二人が、同じ学舎を出て、それぞれの場所で、異なる形の「学びの場」を育てている。
そこに、今回の企画の面白さがあります。


聞き手は、和田徳之さん

聞き手・進行には、同じく広島学院卒であり、広島でローカルエディットの活動を続ける和田徳之さんをお迎えします。

和田さんは、音楽業界を経て「エンタメ×社会貢献」の道へ進み、こけだまづくりを軸とした「みどりのともだちプロジェクト」で独立。
まちなかの自然資源を再編集する「SATOMACHI」や、「ひろしまセミの観察Session」「とうとうとうかいち」など、身近な暮らしの中にある小さな社会課題を、小さく解決していく取り組みを重ねてこられました。

和田さんの視点は、いわゆる「地域おこし」という言葉だけでは少し収まりきりません。

地域とは、地図上の場所だけではなく、そこで暮らす人、働く人、自然、仕事、店、学校、ものづくりが重なり合ってできている“つながり”のことでもあります。

学びは、そのつながりを少しずつ編み直し、これまで交わらなかった人やものごとを結び直していく営みでもあります。

また、学びは人を均一に育てるものではありません。
それぞれの興味や偏りを深めていくものでもあります。

そうした“少し偏った人”がいることで、地域に新しい動きや価値が生まれていくのではないか。

今回の対談では、和田さんのローカルエディットの視点も交えながら、**「学びが地域をどのように育てていくのか」**を掘り下げます。


当日の流れ

当日は、16時より石見麦酒の工場見学から始まります。

まずは、山口さんが実際にビールを醸している現場を見ていただきます。
石見麦酒の工場を見ることで、その後の対談で語られる「醸造」「石見式」「小さく始めること」「地域で続けること」が、より具体的に感じられるはずです。

17時からは、CURRY & BEER 山椒魚の古民家2階で対談を行います。

テーマは、
「学びはどこで醸されるのか」

広島学院という学舎。
西條酒造学校という酒造りの学びの場。
石見麦酒という地域に開かれた醸造の実践。
島根大学での講義活動。
山椒魚の古民家2階という対話の場。

それぞれの場所にある学びをたどりながら、学校を出たあと、人はどこで学び続けるのかを考えます。

対談後は、懇親会です。

石川さんが醸した日本酒。
山口さんの石見麦酒。
山椒魚の料理。

話を聞くだけで終わらず、飲みながら、食べながら、参加者同士でも話していただける時間にしたいと思っています。

対談で出た問いが、食卓の上で続いていく。
そんな時間になればうれしいです。


こんな方へ

日本酒が好きな方。
クラフトビールが好きな方。
発酵や醸造に関心がある方。
地域で何かを始めたい方。
小さな事業に関心がある方。
教育や学びに関心がある方。
広島、西条、江津、石見という土地に関心がある方。
山椒魚という場所のこれからを一緒に見てくださる方。

そして、うまく言葉にはできないけれど、
「学ぶこと」や「続けること」や「場所を育てること」に、どこか引っかかりのある方。

この会は、たぶん万人向けではありません。
とても分かりやすいイベントでもないかもしれません。

でも、刺さる人には深く刺さる時間になると思っています。


開催概要

イベント名
学びはどこで醸されるのか
— 生酛と麦酒と、学飲の時間

日時
2026年6月9日(火)

16:00 石見麦酒 工場見学
17:00 対談
19:15頃 懇親会
21:00頃 終了予定

会場
CURRY & BEER 山椒魚
島根県江津市波子町イ593-3

※16:00より石見麦酒の工場見学から始まります。

参加費
7,500円

参加費には以下が含まれます。

  • 石見麦酒 工場見学
  • 石川達也さん・山口厳雄さんの対談
  • 懇親会
  • 山椒魚の料理
  • 石川さんが醸した日本酒
  • 山口さんの石見麦酒

ゲスト
石川達也さん|杜氏
山口厳雄さん|株式会社石見麦酒 代表/醸造責任者

聞き手・進行
和田徳之さん|ローカルエディター

定員
20名


お申し込み方法

参加をご希望の方は、山椒魚のInstagram DM、Facebookメッセージ、またはLINEにてお申し込みください。

お申し込みの際は、以下をお知らせください。

  • お名前
  • 参加人数
  • ご連絡先
  • 16:00の石見麦酒 工場見学から参加されるか
  • お酒を飲まれる人数

こちらからの返信をもって、ご予約確定とさせていただきます。

Facebookイベントページの「参加予定」だけでは予約完了となりませんのでご注意ください。

※お酒を提供するイベントです。お車でお越しの方は、飲酒運転のないようお願いいたします。
※20歳未満の方への酒類の提供はできません。
※定員に達し次第、受付を終了いたします。


最後に

学びは、すぐに成果が見えるものではありません。

すぐに売上になるわけでも、すぐに地域が変わるわけでもない。
けれど、人が学び続け、関係が育ち、場所が育っていくことは、長い時間の中で、確かに地域の力になっていくのではないかと思います。

酒造りも、ビール造りも、店づくりも、地域で何かを続けていくことも、たぶん似ています。

時間がかかる。
思い通りにならない。
すぐに結果は出ない。
でも、だからこそ面白い。

6月9日、山椒魚の古民家2階で、そんな話を聞き、飲み、食べ、考える時間をつくります。

派手なイベントではありません。
でも、後から「あの場にいてよかった」と思える夜にしたいと思っています。

ご参加をお待ちしています。

2026 / 04 / 30
13:42

5月の営業予定とイベント出店のお知らせ

5月の営業日について

5月はイベント出店もあり、少し変則的な営業となります。
ご来店の際は、営業カレンダーもあわせてご確認ください。

営業日

5月1日(金)〜5月2日(土)
5月7日(木)〜5月9日(土)
5月13日(水)〜5月15日(金)
5月20日(水)〜5月23日(土)
5月28日(木)〜5月30日(土)

※ ご予約のない日は仕込みやそのほかの作業のため、お休みをいただくことがございます。
※ 当日のご来店はお電話やSNSなどでご確認いただけますと安心です。
※ 最新の予定はインスタをご確認ください。


5月の出店・参加イベント

5月10日(日)

「大喫茶展」出店

5月10日(日)は、愛媛県県民文化会館で開催される
「大喫茶展」に出店いたします。

パン、珈琲、カレー、音楽、スイーツなどが集まる、喫茶をテーマにした楽しいイベントです。

山椒魚もカレーをご用意して伺います。
広島の店舗とはまた少し違う場所で、山椒魚の一皿を楽しんでいただけたら嬉しいです。

愛媛のみなさま、お近くの方はぜひお立ち寄りください。


5月16日(土)

「みやじまぐちそぞろあるき デイ&ナイトマルシェ」出店

5月16日(土)は、宮島口で開催される
「みやじまぐちそぞろあるき デイ&ナイトマルシェ」に出店いたします。

昼から夜にかけて、宮島口のまちをそぞろ歩きしながら楽しめるマルシェです。

海の近くの気持ちのよい場所で、山椒魚も料理をご用意します。
宮島方面へのお出かけや、夕方からのお散歩にあわせて、ふらりと立ち寄っていただけたら嬉しいです。


5月もどうぞよろしくお願いいたします

5月は、店でゆっくり過ごしていただける日と、愛媛や宮島口で山椒魚の料理に出会っていただける日があるひと月です。

初夏に向かう季節のなかで、その時々に合う料理をお届けしていけたらと思っています。

ご予約やご来店の前には、営業カレンダーやSNSをご確認ください。
5月もどうぞよろしくお願いいたします。

2026 / 04 / 06
15:46

4月18日(土)「すずめ草へいらっしゃい」参加のお知らせ

4月18日(土) 出店のお知らせ

4月18日(土)は、呉市川尻町に新しくオープンするアトリエ・ギャラリー 「すずめ草」 のオープニングイベント
「すずめ草へいらっしゃい」 に参加いたします。

すずめ草は、小野豊一さんと岡美希さんによる新しいギャラリーです。
春の瀬戸内、呉の町にある古い銭湯だった建物を改装して生まれた場所に、このたびグランドオープンを迎えます。

山椒魚は、ロゴを制作していただいたご縁もあり、
お祝いの気持ちを込めてスパイスカレーをお持ちして参加します。

当日は、洋菓子や焼き牡蠣などの出店も予定されているそうです。
新しい場のはじまりを、作品や食とともに楽しめる一日になりそうです。

お近くの方も、少し足をのばしてくださる方も、
ご都合が合いましたらぜひお立ち寄りください。

開催概要

イベント名
すずめ草へいらっしゃい

日時
2026年4月18日(土)11:00–17:00

会場
すずめ草

住所
広島県呉市川尻町西2丁目4-47

アクセス

JR呉線 「安芸川尻駅」より徒歩約6分 です。
「呉市社会福祉協議会 川尻支所」 を目印にお越しください。
なお、駐車台数に限りがあるため、可能な限り公共交通機関の利用 をお願いいたします。

2026 / 03 / 21
03:58

4月の営業予定とイベント出店のお知らせ

4月の営業日について

4月は少し変則的な営業となります。
ご来店の際は、営業カレンダーもあわせてご確認ください。

営業日

  • 4月1日(水)〜4月3日(金)

  • 4月8日(水)〜4月11日(土)

  • 4月15日(水)〜4月17日(金)

  • 4月23日(木)〜4月25日(土)

  • 4月30日(木)〜5月2日(土)

※ ご予約のない日は仕込みやそのほかの作業のため、お休みをいただくことがございます。
※ 当日のご来店はお電話やSNSなどでご確認いただけますと安心です。
※ 最新の予定はインスタをご確認ください。


4月の出店・参加イベント

4月4日(土)・5日(日)

「さくらとひろしま2026@ゲートパーク横の川辺」出店

4月最初の週末は、「さくらとひろしま2026@ゲートパーク横の川辺」に出店いたします。
春の広島の気持ちのよい景色のなかで、山椒魚も料理をご用意します。
お花見やお出かけの流れで、ふらりと立ち寄っていただけたら嬉しいです。

4月5日(日)

「カレーなる花まつり」参加

4月5日(日)は、アリスガーデンで開催される「カレーなる花まつり」に参加いたします。
春の街なかで、いろいろなカレーが集まる一日です。
いつもの店とはまた少し違う雰囲気のなかで、山椒魚の一皿を楽しんでいただければと思います。

4月18日(土)

「すずめ草へいらっしゃい」参加

4月18日(土)は、「すずめ草へいらっしゃい」に参加いたします。
すずめ草さんは、山椒魚のロゴを作ってくださった作家さんです。
このたび呉に新しくアトリエ・ギャラリーをオープンされるとのことで、そのお祝いに、山椒魚もカレーを作って伺います。

ご縁のある方の新しい門出に、料理で少しでも花を添えられたらと思っています。
お近くの方は、ぜひお立ち寄りください。


4月29日(水・祝)

「カレーと本と」出店

4月29日(水・祝)は、倉敷で開催される「カレーと本と」に出店いたします。
本とカレーが並ぶ、名前の通りの楽しいイベントに今年も参加します。

昨年に続いての出店となりますが、山椒魚らしいスパイス料理をその場の空気ごと楽しんでいただけたら嬉しいです。
春のお出かけにあわせて、ぜひお立ち寄りください。


4月もどうぞよろしくお願いいたします

4月は、店でゆっくり過ごしていただける日と、外で山椒魚の料理に出会っていただける日が入り混じるひと月です。
春の景色や空気のなかで、その時々に合う料理をお届けしていけたらと思っています。

ご予約やご来店の前には、営業カレンダーやSNSをご確認ください。
4月もどうぞよろしくお願いいたします。

2026 / 02 / 26
16:10

3月の営業予定のお知らせ

2026年3月 営業予定のお知らせ

いつも スパイスと酒 山椒魚 をご利用いただき、誠にありがとうございます。
3月の営業予定についてご案内いたします。

春の足音が少しずつ聞こえてくる季節。
山椒魚ではこれまでと変わらずスパイス料理をお届けしてまいります。ぜひ店内でゆっくりとお過ごしください。


3月の営業日について

3月は 木〜土曜日を中心に営業いたします。
外部イベント出店は現時点では予定がありませんが、店内での通常営業は変わらず行ってまいります。

3月の営業日

  • 3月7日(土)〜8日(日)

  • 3月12日(木)〜14日(土)

  • 3月18日(水)〜19日(木)

  • 3月25日(水)〜28日(土)

※祝日や仕込み・準備の都合により営業日時が変更になる場合がございます。
 最新の営業予定は当店カレンダーおよびSNSをご確認ください。


3月のお楽しみ

3月はイベント出店がない分、店内での時間をゆったり味わっていただける月でもあります。
季節の移ろいに合わせたスパイス料理や、いつもの定番メニューに加え、季節の素材を活かしたひと皿もご用意していく予定です。

また、年度の変わり目でもあるこの時期に、久しぶりのご来店やお友達との時間に山椒魚を選んでいただけたら嬉しいです。


3月もどうぞよろしくお願いいたします

3月も皆さまのご来店を心よりお待ちしております。
日々の食事が少し豊かで穏やかな時間になりますように。
ご不明点やご予約は、お気軽にお問い合わせください。

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